アメジストが安い理由は?どのように値段が決まるのか解説します!

この記事の内容をざっくり言うと…
  • アメジストの安さの理由は「流通量」
  • ただし供給量が少なくなると一時的な値上がりも
  • 希少な産地は値段が何十倍になることも

アメジストは天然石の中でも比較的安く手に入る石で、パワーストーンとしてもどちらかというと入門者向けの石です。また、宝石業界でもアメジストが流通していますが、宝石の中でもアメジストは安い部類に入ります。

天然石としての価値と宝石としての価値で値段が変わりますが、私たち天然石みかどは天然石としてのアメジストの販売を行っているので、このページでも天然石としてのアメジストの価格についてお伝えします。

アメジストはなぜ安いのか?

天然石・パワーストーンの値段は「その石に希少性があるかどうか」で価格が決まります。わかりやすくいうと、市場にたくさん流通する石は値段が安くなり、流通量が少ない石は値段が高くなります。

市場にどのくらいの量が流通するかどうかは「採掘量」で決まるので、たくさん採れる石は比較的安く流通するということになります。

その観点からいうと、アメジストは天然石パワーストーンの中で比べると「たくさん採掘できる石」に分類されるので、値段も安くなるのです。

ただ、誤解のないようにお伝えしたいのですが、たくさん採れるからといって価値がないわけではありません。あくまで他の天然石と比較して採掘量が多いというだけであり、石そのものは地球の資源として「有限」のものでとても貴重なものです。

現実問題として、地球の資源としての価値を考慮して「これ以上は採掘しない」と決めて閉山した鉱山もたくさんあります。閉山すると当然そこからの石は流通しないので、石そのものの価値が高くなっていきます。

例えば、ドミニカ共和国が原産のラリマーという石は、流通量が規制されたことにより希少性が増して値段も高くなった石です。

アメジストは現状ではたくさん採掘されているものの、流通量が少なくなる可能性もゼロではないのです。

需要と供給のバランスによって値段が変動する

このように、アメジストは比較的流通量が多い天然石ですので全体的な価格も安いですが、その時々の需要と供給によって値段が変動します。

例えば、実際にあった出来事ですが、芸能人がアメジストドームを自宅に飾っていることをネットで公表したことで一時的にアメジストが品薄状態になった時があるのですが、品薄状態ということは希少性が高くなるということですので、アメジストの相場も少し高くなりました。

アメジストドーム

芸能人の公表により品薄になったアメジストドーム

また、日本で流通しているアメジストのほとんどは「ブラジル産」「ウルグアイ産」になりますが、昨今のパンデミックにより日本のバイヤーが現地に買い付けに行けなくなったことで、日本国内のアメジストが少なくなったという事象もありました。

これはブラジルなどの産出国では在庫がふんだんにあるものの、輸入できないことで一時的に希少性が高くなり値段も高くなったのです。

野菜や魚も悪天候の影響などで収穫が少なくなると値段も高くなるのと似ていますね。

偽物のアメジストには注意!

アメジストが安い理由の一つに「偽物だから」というものがあります。クラスターやドームなどの原石系のアメジストは偽物は少ないのですが、ブレスレットやジュエリーとして使われる宝石質のアメジストは稀に偽物が流通していると言われています。

最近の偽物品は精妙に作られているため熟練のバイヤーでもわからないこともあるとのこと。

一般の方が見分けるのは難しいですが、品質が高いのにあまりにも安いものは注意しましょう。

例えばブレスレットは、ビーズの中にクラックやくすみが一切ないにもかかわらず値段が相場以下のようなアメジストは注意が必要です。

専門機関に鑑定に出して本物かどうか調べる方法もありますが、鑑定料に数千円かかることもあるので、そのコストを考えると現実的ではないかもしれません。

アメジストブレスレット

クラックや色味の不均一さは自然から産出された天然石ならではの現象

値段が高いアメジストはある?

これまでに述べているように、天然石の中でも比較的安く手に入るアメジストですが、その中でも希少性があり値段が高いアメジストも存在します。どのような違いがあって値段が高くなるのか見ていきましょう。

品質が高いアメジスト

原石系のクラスターやドームの場合、

  • 結晶の色が濃くて均一
  • 結晶の粒の大きさが均一

など揃っているアメジストは品質が高いとされて値段も高くなります。

ブレスレットの場合は、

  • ビーズにクラックなどが入っておらず透明度が高い
  • ブレスレット全体で品質が均一

などが揃っているものは品質が高いとされて値段も高くなります。

珍しい産地のアメジスト

ブラジル、ウルグアイ産のアメジストを見ることが多いですが、それ以外にも

  • インド
  • ナミビア
  • ルーマニア

などの産地があります。

産出量が少ない地域のアメジストは、パワーストーンのエネルギー的な観点よりも、鉱物的に希少とされ、コレクション品として価値が高くなります。

形が珍しい/綺麗なアメジスト

アメジストは結晶の粒が小さいものをよく見かけると思いますが、中には水晶クラスターのように細長いアメジストも存在します。そのように形が珍しいものや、濃紫と淡紫のバイカラーになっているもの、レピロクロサイトやゲーサイトなどのインクルージョンが見られるいわゆるスーパーセブンと言われるアメジストは綺麗で値段も高くなります。

バイカラーアメジスト

結晶がバイカラーになっているものは価値が高くなる

「高い=高品質」というわけではない

一般の方が品質をみて値段を判断するのは難しいですが、注意点としてお伝えすると、値段が高いからといって高品質というわけではないパターンもあるということ。

具体的には「〇〇のエネルギーが込められているから価値が高い」などの、いわゆるスピリチュアル要素を付加価値として値段に反映しているものは、アメジスト自体の品質が並の場合があるので注意しましょう。

もちろん、エネルギーが込められたパワーストーンの付加価値はありますので、良し悪しで判断できませんが、単純に天然石としての価値で購入したい方は、付加価値で推しているお店には気をつけていただければと思います。

フリマアプリやネットオークションの安いアメジストは大丈夫?

フリマアプリやネットオークションが一般の方々にも当たり前に使われるようになり、中には天然石・パワーストーンを販売している方もたくさんいます。

結論から言うと、フリマアプリやネットオークションで販売されているアメジストの品質は品質も高く安いもの販売されていることもあるので、実はおすすめの買い方です。

とはいえ、フリマアプリなので中には他人から譲り受けた中古品を販売している方もいるので、いい商品を買うための見分けるポイントとして、

  • 販売者が他にどのようなものを売っているか
  • 業者か個人か
  • どのような評価がついているか

このあたりを見ると、なんとなく良し悪しがわかってきます。一つの買い方として主流になっているのは間違いないので、実際に買わないとしてもどんなアメジストが出品されているかぜひチェックしてみてください。

ただし、天然石初心者の方がいきなりフリマアプリで購入するのはハードルが高いので、初めての方は店頭でお店の方にアドバイスをもらいながら選ぶか、ネットだとしても専門店から購入されることをおすすめします。